Happy birth day! 育児奮闘記No.1

育児奮闘記

2022年7月23日土曜日 快晴

朝7時、里帰り先の妻から突然のメールだった。帝王切開でこれから産むとの事でその一報の後、連絡はない。

22日の夕方、定期の妊婦検診に行った妻は高血圧症との診断で即入院だった。元々血圧の低い妻だが、急激な血圧の上昇により大事をとって入院だった。それが起因してか、胎児の推定体重も低く2500gを割っていた。

これ以上、妻の血圧が上がってしまう若しくは胎児の体重が増えない場合、予定日よりも早い出産を考えると言う話は聞いていたが、昨日の今日で帝王切開とは…

理解が追いつかない状態で里帰り先の妻のお母さんへ立ち会いのお願いをする為、電話するもお母さんも妻から聞いていたのだろう、声が戸惑っていた。

帝王切開には立会人の同意が必要みたいで私が行っても2時間はかかる為、私は電話で病院から状況を聞き、お母さんに病院へ行ってもらった。

病院に着いたとの連絡を受けたがその後しばらくお母さんからの状況報告は途絶え、家で居ても立っても居られない状態となった私はとりあえず朝食を取ることにした。

10時、お母さんから写真が届いた。小さな小さな赤ちゃんの写真。そして産まれましたとのメールが来た。頑張った妻に最大限の感謝をしてはいたと思うが、その場にいないので全く実感がない。土曜朝のテレビ番組が流れる中、喜び叫ぶことも泣くこともなく、ただもらった画像を隅々まで眺めていた。

この子が自分の子?思ってたより似てない。でもなんだかとてつもなく可愛い。実感はないが、心の奥底ではそわそわしたり、温かいものを感じ気がする。今までの人生では初めての感覚だった。本当はこれが実感したと言うものではないかと後に思った。

しばらくすると妻からもメールが届き、母子共に無事が確認取れたので感謝を伝え、ここでひとまず携帯電話から目を離すことができた。

出産後、まず感じたのは母親の偉大さだった。勉強はしていたが、出産とはこんなに突然で壮絶なイベントだったとは。当事者の夫となって初めて感じた。何も出来ていない私がこんなにも衝撃を受けているのだから、妻はどれだけの衝撃だっただろう?これからは今日の事を思い出して、キチンと言うことを聞こうと思ったよ。

ママから産まれてきてありがとう。息子を産んでくれてありがとうママ。2人とも頑張ったからパパもこれから頑張るね!

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